判決の内容的効力

(はんけつのないようてきこうりょく)[/法学/民事訴訟法/]


判決の内容をなす法的判断、特に主文中の判断に関係する効力を判決の内容的効力という。中心となるのは、次の効力である。

これらの効力は、判決が確定した場合に生ずるのが原則であるが、執行力は、仮執行宣言が付されると、判決確定前でも生ずる(民執法22条2号)。

判決の内容的効力の反対概念が判決の形式的効力である。代表的なものとして、判決を下した裁判所は自らその判決を撤回することは原則としてできないという効力(不可撤回性の効力)がある。この効力が生ずるのは、判決言い渡しのときである。民訴250条の「判決は、言渡しによってその効力を生ずる」というのは、この不可撤回性の効力の発生時期を定めたものであり、内容的効力の発生時期を定めたものではない。


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